広尾 峰岸産婦人科 since 1931 Tokyo

東京港区・渋谷区の産婦人科・出生前診断 広尾駅徒歩1分
TEL03-5791-4875平 日 10:00〜13:00 14:00〜17:30(木曜は休診)
土曜日 10:00〜13:00 14:00〜16:30
当院について

院長紹介|峰岸一宏

 

峰岸一宏

広尾 峰岸産婦人科 院長・医学博士

専門分野

産科・周産期医学
胎児医学
出生前診断
胎児超音波診断
遺伝カウンセリング

主な資格

日本専門医機構認定 産婦人科専門医
日本超音波医学会認定 超音波専門医
臨床遺伝専門医
Fetal Medicine Foundation認定 NT・NB・TR・DV flow certificate

ごあいさつ

慶應義塾大学医学部を卒業後、慶應義塾大学病院を中心に、産科医療、周産期医学、胎児診断・胎児治療、超音波医学などに携わってまいりました。慶應義塾大学医学部産婦人科専任講師などを経て、2015年に広尾 峰岸産婦人科を開院しました。
現在は、一般婦人科診療とともに、妊婦健診、NIPT、胎児超音波診断、羊水検査、遺伝カウンセリングなど、妊娠中のお母さんと赤ちゃんに関わる診療を行っています。
開院以来、私が大切にしているのは、患者さんに本当の意味での「安心・安全」を提供できるクリニックであることです。
医療における安心は、やさしい言葉をかけることだけで生まれるものではありません。正確な診断、適切な医学的判断、そして必要な場合には適切な専門医療へつなげることがあって、初めて本当の安心につながると考えています。
特に出生前診断では、検査を受けることそのものではなく、まず検査について正しく知っていただくことを大切にしています。それぞれの検査で「わかること」と「わからないこと」を理解したうえで、目の前にいるご自身の赤ちゃんと向き合い、ご家族にとって何が大切なのかを考えていただきたいと思っています。
そのため当院では、最新の専門的な医学情報をできる限りわかりやすくお伝えし、患者さんご自身の選択を尊重しています。
身近に相談できる産婦人科でありながら、必要な場面では専門的な診断に対応し、適切な医療へつなげること。
それが、広尾 峰岸産婦人科が目指している医療です。

出生前診断について大切にしていること

出生前診断で私がまず大切にしているのは、検査を受けることそのものではなく、出生前診断について正しく知っていただくことです。
出生前診断には、NIPT、胎児超音波検査、羊水検査などさまざまな検査があります。それぞれの検査には「わかること」と「わからないこと」があり、検査を受ける時期や目的も異なります。
正しい情報を知ったうえで、目の前にいるご自身の赤ちゃんと向き合い、ご家族にとって何が大切なのかを考えていただきたいと思っています。

NIPTだけではわからないことがあります

近年、NIPTが広く知られるようになり、「出生前診断=NIPT」と考える方も増えてきました。
NIPTは非常に有用な検査ですが、赤ちゃんのすべての病気や異常がわかる検査ではありません。NIPTで主に調べることができるのは、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーなどの染色体疾患です。
一方、赤ちゃんには心臓や脳をはじめとするさまざまな臓器の形態的な異常がみられることがあります。こうした形態的な異常の多くは、NIPTではわかりません。
大規模な先天異常登録のデータでは、染色体異常を伴わない先天的な形態異常は、NIPTの主な対象となる染色体異常よりも多くみられることが知られています。
そのため当院では、NIPTだけですべてを判断するのではなく、胎児超音波検査も組み合わせながら、赤ちゃんの状態をより広い視点から評価することを大切にしています。

「異常を見つけること」だけが胎児診断ではありません

長年、胎児診断に携わってきて感じるのは、病気や異常を見つけることだけが胎児診断ではないということです。
実際には正常に発育している赤ちゃんが圧倒的に多い中で、一つひとつの所見を丁寧に確認し、「この赤ちゃんは正常に発育している」と適切に評価することも、胎児診断の大切な役割です。
そして、もし何らかの病気が見つかった場合にも、病名をお伝えするだけで診断が終わるわけではありません。
その病気がどの程度なのか、生まれた後にどのような経過が予想されるのか、どのような治療が必要になるのか、そして、どのような医療機関で出産することが赤ちゃんにとって適切なのか。
病気の程度や予後、出生後に必要となる治療、分娩施設の選択まで含めて妊婦さんとご家族にお伝えし、その赤ちゃんにとって適切な医療につなげるところまでが胎児診断の重要な役割だと考えています。
私は大学病院などで胎児診断・胎児治療に携わり、さまざまな病気の赤ちゃんの診断や治療を経験してきました。その経験を現在の診療にも生かし、必要な場合には専門的な医療機関と連携しながら、赤ちゃんにとって適切な診療につなげることを大切にしています。

患者さんご自身の選択を尊重します

出生前診断には、すべての方に共通する一つの「正解」があるわけではありません。
検査を受けるかどうか、どの検査を選択するかは、それぞれの方の考え方や状況によって異なります。
当院では、最新の専門的な医学情報をできる限りわかりやすくお伝えし、それぞれの検査で「わかること」「わからないこと」「検査の限界」を十分に理解していただいたうえで、患者さんご自身の選択を尊重することを大切にしています。
医療者の役割は特定の選択を求めることではなく、妊婦さんとご家族が十分な情報を得たうえで、ご自身の考えに沿った選択ができるよう支えることだと考えています。
「出生前診断について知りたい」「何を受ければよいかわからない」「検査を受けるかどうか迷っている」という段階でも構いません。
まず正しく知ることから始め、そのうえで目の前にいるご自身の赤ちゃんと向き合うこと。
そのために必要な医学的な情報を提供し、一人ひとりが納得できる選択をしていただけるようお手伝いしたいと考えています。


参考資料

経歴

峰岸 一宏 (KAZUHIRO MINEGISHI)

1993年
慶應義塾大学医学部卒業

1993年
慶應義塾大学医学部産婦人科学教室に入局。
一般産婦人科診療や手術を研修したのち、産科医療・周産期医学・超音波医学を専門とする。

2000年
聖母病院 産婦人科医長
産科医療を中心に年間2000件の分娩に携わる。

2004年
慶應義塾大学病院 診療医長
産科医療・生殖補助医療に従事。さらに胎児診断・胎児治療など高度先進医療に邁進。
周産期医学・胎児医学・生殖内分泌の研究に携わる。
慶應義塾大学医学部・看護医療学部の学生教育に尽力。

2007年
慶應義塾大学病院 産科病棟医長・産科セーフティーマネージャー
東京衛生アドベンチスト病院 産婦人科診療顧問

2012年
慶應義塾大学医学部産婦人科 専任講師

2015年
広尾 峰岸産婦人科を開設。

[資格]

日本専門医機構認定 産婦人科専門医
日本超音波医学会認定 超音波専門医
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医
Fetal Medicine Foundation 認定 NT・NB・TR・DVflow certificate

[所属学会]

日本産科婦人科学会
東京産科婦人科学会(評議員)
日本超音波医学会
日本人類遺伝学会
日本周産期・新生児医学会
日本生殖医学会
日本母体胎児医学会
International Society of Ultrasound in Obstetrics and Gynecology(ISUOG)
International Society for Prenatal Diagnosis(ISPD)